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2022/06/24ボロボロの靴でも買取できる?加水分解したものは?

ボロボロの靴でも買取が出来るものがあります。処分している人がいたら少しもったいないかもしれません。今回はボロボロになった靴で一部買取できるものがあることや、ボロボロで一番驚く加水分解がどうして起こるのかなどご紹介しますので参考になればと思います。

靴は履いている間にボロボロになってしまうもので、大事にしていてもいつかは買替が必要になります。その際に履いていた靴は処分している方がほとんどだと思います。

今回は長年しっかりと履いた靴であっても買取が出来る代表的なブランドや、ボロボロになった時に一番ダメージが大きい加水分解がどういう時に起こるのかをご紹介するので、長く履いてきた靴を処分してしまう前に参考にしてください。
  • ボロボロの靴でも買取できるものがある

    ボロボロの靴でも買取できものがあります。それは一般的に高級靴ブランドで、更に修理ができ、一般的な知名度が高いブランドです。高級ブランドでも修理できないものや一般の人が知らないという場合は買取が出来ないことがあります。

    一般的な数万円ほどの靴の場合、ボロボロまで使っている物であれば買取が難しいことがほとんどです。ボロボロの靴というのは、擦り切れ、日焼け、たくさんの傷、カビ、インソールの穴あき、シャンクの折れ、ヒールの折れなどです。
    靴の場合はアウトソールは張り替えることが出来るため、土台まで削れていなければボロボロという判断にはなりません。

    高級靴ブランドの場合はアウトソール、インソールなど貼り替えができ、傷などのダメージをメンテナンスしてもらえます。もちろん限度があるため、本当にボロボロになった場合は受け付けてもらえないため処分することになるかもしれません。それでも買取ができることがあるためあきらめないようにしましょう。
  • ボロボロでも靴できる代表ブランド

    ボロボロになった靴でも買取できる代表的なブランドをご紹介します。これ以外にもたくさんありますが、知名度が高く特に買取金額が付きやすいものをご紹介しますので、こちらのブランドは捨てたりせず売却することをお勧めします。

    ジョンロブ
    ジョンロブはパリとロンドンの2つがありますがどちらもボロボロでも買取金額が付きます。一般的には既製品であるエルメス資本のジョンロブパリのものがほとんどだと思います。アフターサービスが充実し、高い知名度と高額な靴で買取金額が付きます。

    エドワードグリーン
    イギリスの高級ブランドで、高級靴ブランドの代名詞的ブランドです。修理に出すと本国修理で30年近く使用したものでもかなりきれいになって戻ってくることで知られます。ボロボロでも買取金額が付くのに納得です。

    クロケット&ジョーンズ
    高級靴ブランドの下では比較的手が届く価格の靴ではありますが、知名度と修理に優れるグッドイヤーウェルト方式の作りでボロボロでも買取できるブランドです。
  • 加水分解でボロボロになる理由とは

    靴がボロボロになる原因の一つに加水分解があります。どういうものかというと、アウトソールがボロボロに崩れたり、割れてしまう現象です。

    主にスニーカーなどで見られる現象ですが、革靴などのラバーソールでも発生します。久しぶりに履いた靴のアウトソールがボロボロに崩れて履けなかった、履いた靴のアウトソールが割れてしまったという場合は加水分解が発生しています。

    原因は湿気や水分と汚れで、スポンジ部分やラバー部分が水分と結びついてボロボロになってしまいます。よく靴に使われている素材のポリウレタンやEVAは特に水と結びつきやすく、保管している間の湿気だけでボロボロになってしまいます。

    大事に履かずに保管している場合、履いているときより加水分解が進むことがあります。メンテナンスを兼ねて確認を行い、保管時には風通しがいいところで乾燥材を入れておきましょう。
  • 靴を売るなら高価買取の「エコスタイル」

    靴はボロボロになっても買取できるものがあります。高級靴ブランドの場合はボロボロであってもリペアして使用したいと考える方がいるため買取が可能です。

    一般的なブランドや、いわゆるハイブランドの場合であっても買取ができないことがあります。これは修理が高額になるにもかかわらず再販が難しい、修理ができないブランド、修理したものでも知名度的に欲しいという方が少ないという理由が挙げられます。

    これは絶対に売れる、というものはなかなかないので、処分を考えているものがあれば一度査定に出してみることをお勧めします。靴箱に入れたままにしていると劣化していくだけなので履いていない靴があるという場合もご相談ください。

この記事を監修した担当者

  • エコスタイル
    吉本訓典
    AACD協会基準判定士、リユース営業士
    エコスタイル鑑定士

    広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
    エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。