エコスタイル広尾店では
ルビーの査定に自信がございます。
色石のおもしろい所は評価ポイントに産地が関係してくるところだと思います。ルビーに限らず宝石の評価は「美しさ×希少性」ですが、ルビーの場合は美しさにも希少性にもこの産地が関係してきます。
まずは、モゴック産ルビーについてです。
モゴック産はミャンマーのモゴック地方にある鉱山から産出されます。モゴック産ルビーの歴史は古く15世紀ほどから本格的に産出が始まります。モゴック産はルビーの中で1番バランスが取れた産地だと思います。透明度が高いにも関わらず濃い赤色の個体が多く存在します。ルビーのピジョンブラッドの条件としては、濃い赤色が必要ですがモゴック産の場合は淡いルビーでも美しいと感じる事ができます。また、紫外線ライトを当てると強い傾向性を発するのも特徴的です。
次にタイ産ルビーです。
タイ産ルビーは黒味が強く、紫色を感じる事が多いです。モゴック産ルビーとは対照的に紫外線ライトに反応する事はほとんどありません。また、1980年以降はほとんど研磨されることがなくなったので、現在目にするタイ産ルビーは還流品だという事になります。
続いては、モンスー産ルビーです。
モンスー産ルビーはタイ産ルビーが産出されなくなり、その地位にとってかわってきた産地だと言えます。大粒の高品質のルビーの産出はほぼなく、ほとんどが低品質で小粒のルビーになります。小粒のルビーを選ぶ時のコツは、色が濃いものではなく、薄いルビーを選んでください。小粒で濃い色を選ぶと、ただ黒っぽく見える可能性が高いです。
最後にモザンビーク産ルビーのご説明をさせていただきます。
モザンビーク産ルビーは2008年に開拓されたかなり新しい産地です。ミャンマー産と比較するとオレンジや黄色っぽさを感じる赤になります。現在、無処理の高品質のルビーの産出があり期待されている産地です。ただ、伝統を重んじる宝石業界では、まだモゴック産やビルマ産と比較すると高値はついていない状況です。今後の相場上昇には、産出を継続できるかと、少しオレンジがかかった赤色が市場でどのように評価されるかにかかっています。モザンビーク産ルビーの相場には今後期待したいところですね!
このようにルビーだけでも沢山の品質の物が存在します。エコスタイル広尾店ではそんなルビーを高価買取させていただきます。お気軽にお持込ください!
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