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2016/04/29ミュウミュウの歴史について

  • プラダのセカンドライン

    ミュウミュウはプラダの創業者マリオプラダの孫娘のミウッチャプラダが1993年にプラダのセカンドラインとして創立しました。
    その創業者のミウッチャプラダの幼少時の愛称がミュウミュウだったので、そのままブランド名となりました。

    ミウッチャプラダは、官能的でモダンかつアバンギャルドで刺激的という思想の元ブランドコンセプトを『日常を贅沢に飾る』として、斬新でスタイリッシュなデザインのアイテムを発表してきました。
    ミュウミュウのコレクションには個性が溢れながらもシンプルで女性らしい可愛らしさや甘さも取り入れ、バッグ以外にも靴や小物に世界の女性に支持されており、特に日本の20代30代の女性からの人気が高いです。
    現在のデザイナーもミウッチャプラダが手掛けています。
  • ミウッチャプラダについて

    1950年にイタリアのミラノに産まれたミウッチャプラダは、ミラノ大学を卒業し、1978年にプラダのオーナー兼デザイナーに就任します。

    1993年にミュウミュウを発表した後、1998年にはプラダスポーツを発表し、1999年にはヘルムートラング、ジルサンダーなど数々の買収を成功させ、LVMHという合弁会社を設立し、フェンディなども傘下に収めています。
    夫であるパトリツィオベルテッリは現在のプラダグループの総帥を務めています。
    パトリツィオベルテッリ総帥の言葉で有名な言葉に『市場の動向や消費者の好みに合わせた商品を送り出すのは敗者のやり方だ』という言葉があります。
  • ミュウミュウの戦略について

    広告キャンペーンでは、世界的なフォトグラファーとキムベイシンガー、ドリューバリモア、マギーギレンホール、クロエセヴィニー、など多くのセレブと製作を共にしてきました。

    広告物だけでなく建造物にもこだわりがあり、ミュウミュウ青山店はプラダ青山店も手掛けたヘルツォーク&ドムーロンが手掛け、ヘルツォーク&ドムーロン監修の元、日本の大手工務店の竹中工務店が工事を担当しました。
    ステンレススチールでできた外観は周囲の光や色を反射させ、高級感と周りとの調和を保つ絶妙な外観となっています。
    イメージは宝石箱という企画で創られた建物で、出入り口の軒部分は斜めに設計されており、出入り口の空間も面白い創りになっています。
  • 最後に

    ミュウミュウはプラダのセカンドラインといわれていますが、今では一つのブランドとして認められるほどの人気です。

    女性らしいミュウミュウは、モードなプラダと違い、かわいい見た目をトレンドを盛り込んだデザインで差別化しています。

    プラダと同じく人気が続くブランドでしょう。

この記事を監修した担当者

  • エコスタイル
    吉本訓典
    AACD協会基準判定士、リユース営業士
    エコスタイル鑑定士

    広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
    エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。