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2018/09/19珊瑚の宝石言葉や効果について

海の宝石と呼ばれている珊瑚。

宝石といわれると、ダイヤモンドやサファイアのような石を思い浮かべるかと思いますが、珊瑚は海の中にいる微生物が作り出した【炭酸カルシウム】からできております。

ジュエリーとして用いられるパールなどと同じ成分として知られております。

赤珊瑚は非常に成長が遅い珊瑚としても知られており、直径が1㎝を超えるのにも50年以上の年月を要すると言われており、直径2㎝を超える赤珊瑚は大変貴重であると言えます。

ギリシャ神話では、君主に煽てられたペルセウスが、妖怪メデューサを退治し、その首から溢れた血が地中海に落ちて珊瑚が誕生したそうです。

今回はそんな珊瑚についてご紹介します。
  • 珊瑚の宝石言葉と効果

    みなさんが珊瑚と聞いて思い浮かべるのは、サンゴ礁だと思います。
    そもそも、珊瑚は、サンゴ虫が硬い骨格を発達させたもので、サンゴ礁を形成するものと、宝石になるものに分かれます。

    「珊瑚」と表記されるものは、この宝石になるものを指して呼び、別名「海の宝石」とも呼ばれています。
    宝石としての珊瑚は、その天然の美しさゆえに、古代から世界中で愛されていて、近年では、乱獲による絶滅危惧種として保護の対象になっているほどです。

    さて、珊瑚の宝石言葉は、「確実な成長」「家長の威厳」「長寿」「聡明」「幸福」です。
    珊瑚の色から、血=生命力と考えられ、災難や病気などから身を守ってくれる魔除けとして、また、嵐を鎮める力があるとされ、その昔、十字軍が珊瑚を身につけて戦地へ向かったとも言われています。

    また、珊瑚は母のように子供を守ってくれると言われており、妊婦の安産のお守りとして、また、子供のお守りとしても重用されてきました。
  • 珊瑚の色ごとの効果の違いについて

    珊瑚には、主に赤、桃色(ピンク)、白の珊瑚があり、その色ごとに効果も異なっています。
    主な産地は、地中海・アフリカ沿岸・紅海・マレーシア・日本の土佐沖です。
    日本珊瑚、特に土佐沖で採れる珊瑚の中では、赤珊瑚の人気が非常に高く、アメリカでは「オックスブラッド」、ヨーロッパでは「トサ」などの名称で呼ばれることがあるそうです。

    赤珊瑚は、深みのある赤い珊瑚のことで、台湾や中国などの富裕層に人気が高くなっています。
    また、身体を強く維持し、想像力と実行力を高める効果があるとされています。
    赤珊瑚を角型に仕立てた「コルノ」は、厄除けとしても現在でも多くの人々に好まれています。

    次に、ピンク珊瑚ですが、朱色から桜色まで色調が幅広く、また赤珊瑚よりも大ぶりのものが多いのが特徴です。
    ピンク珊瑚は「純愛」「忠誠」「優しさ」の象徴として、幸せを呼び込む宝石と言われています。

    最後に、白珊瑚ですが、「奉仕的」「犠牲的」な優しさの象徴で、ピンク珊瑚と同じく「純粋」を意味しています。
    こちらも、幸せを呼び込む効果があると言われて、世界中から愛されています。

    同じ赤珊瑚でも色の違いで意味や効果が異なってくるのは面白いですよね。
    贈り物として赤珊瑚をもらった際にはその意味を調べてみると、深い意味があるかもしれませんね!
  • 珊瑚を持つときの注意点について

    珊瑚は、熱や酸によって変化しやすく、宝石の中では衝撃に弱いという特性があります。
    身につける際や保管される際には、強い衝撃を与えないように注意してください。

    また、珊瑚は相性の良し悪しについて話題になります。
    アンバー、シリトン、パール、マラカイト等の宝石とは相性が良いですが、特に赤珊瑚は、エメラルド、ダイヤモンド、ブルーサファイヤ、キャッツアイとは相性が悪いと言われています。

    オススメの組み合わせはターコイズとの組み合わせで【お守りとしての効果が一層高まる】といわれております。
    また、アマゾナイトとの組み合わせも人気で【癒しの効果が高まる】といわれております。

    宝石同士の組み合わせで、いいことをどんどん引き寄せてくれるので、お手持ちの宝石と組み合わせる際に、一度調べてみてもいいかもしれません。
  • まとめ

    いかがだったでしょうか?
    赤珊瑚の中にも種類があることや、それぞれが持つ意味などをご紹介させていただきました。

    エコスタイルではそんな赤珊瑚のお買取をさせていただいております。
    査定経験豊富なバイヤーがご査定をさせていただきますので、安心してご利用くださいませ。
    赤珊瑚以外にもダイヤモンドやサファイア、ルビーなどのお買取も強化しておりますので、お気軽にエコスタイルまでご相談くださいませ。

    皆様のご来店心よりお待ち申し上げます。

この記事を監修した担当者

  • エコスタイル
    吉本訓典
    AACD協会基準判定士、リユース営業士
    エコスタイル鑑定士

    広尾店、銀座本店の鑑定士を経て店舗サポート課に配属され複数店で鑑定士を経験。
    エコスタイルのコンテンツのコラムや買取実績などを担当。鑑定士で培ったブランド知識やメンテナンスの知識を活かしコンテンツを制作している。