2024/07/31アクセサリーを断捨離するには？効果や処分のコツ、捨て方を紹介

アクセサリーの断捨離は、洋服やバッグに比べるとなかなか難しいものです。お気に入りや高価なアクセサリーもあり、断捨離をするには、どういった効果が期待でき、どのような方法や手順で進めればよいか、わからないことも多いのではないでしょうか。

今回は、アクセサリーの断捨離をテーマに手放すかどうかの判断基準から、おすすめの処分方法まで、具体的なコツを含めてお伝えします。そろそろ身の回りをスッキリさせたい方や、ミニマリストな暮らしに興味がある方はぜひ参考にしてください。

• アクセサリーの断捨離をしたほうがいい理由

  
  アクセサリーの断捨離をしたほうがいい理由を説明します。ジュエリーや小物を整理することで、生活の質を向上させる効果が期待できます。具体的な理由を見てきましょう。
  
  1.家の中も心もスッキリする
  アクセサリーの断捨離により、家の中がすっきりと片付き、心にも余裕が生まれます。使わないピアスや指輪・リング、ネックレスを整理することで、収納スペースを確保できるようになります。
  
  また、物が減ることで心理的なストレスも軽減され、毎日の生活に心のゆとりが生まれるでしょう。断捨離はただの物の整理ではありません。心を整える効果も見込めます。
  
  2.ブランド品は高く売れることがある
  断捨離により手放すことになったブランド品のアクセサリーは、高く売れることがあります。20年・30年前に購入した古いアクセサリーでも、ブランドによっては、予想外の価値を秘めている可能性があります。とくに価格に大きな影響を与えるのが素材です。
  
  ゴールド・プラチナのような貴金属で作られたジュエリーは、高値が付くことが期待できます。近年は、金価格が高騰していることもあり、手放したいアクセサリーをお持ちなら早く売ることほうが賢明です。シルバーを使用したジュエリーやダイヤモンドのついたジュエリーも高値が付きやすいため、断捨離の際には一度売却を検討した方がいいでしょう。
  

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  3.ミニマリストに一歩近づける
  アクセサリーの断捨離をすることで、ミニマリストのライフスタイルへの第一近づけます。
  
  手元に残すのは、本当に大切にしておきたいアクセサリーや、必要最小限のアクセサリーだけで十分です。「使わないけど何となく捨てるのがもったいない」「処分するタイミングがわからない」ようなピアノやイヤリング、ブレスレットなどはありませんか？
  
  これらを手放すことによって、必要最低限のモノで豊かな暮らしを実現していけるでしょう。アクセサリー断捨離はミニマリストへの近道です。
  
  4.アクセサリー選びに悩む時間を省ける
  アクセサリーの断捨離でアクセサリー選びに悩む時間を省けます。アクセサリーを数多く持っていると、毎日のコーディネートに悩む時間も多いのではないでしょうか。
  
  手元に残すアクセサリーを精鋭だけに厳選してみましょう。どれを身に付けても、自分らしくコーディネートが決まります。これにより、出勤やお出かけにかける準備時間を短縮でき、その分、余裕が生まれた時間をほかの活動に充てられるようになります。
  
  5.風水では運気アップの効果があると言われている
  風水の観点から、いらないアクセサリーを断捨離すると運気が上がる効果があると言われています。もう使わなくなったアクセサリーを断捨離することで、新しい運気を呼び込むと風水では考えられているようです。
  
  新しい運気を取り入れることで、エネルギーの循環がよくなり、新しい出会いのきっかけになるかもしれません。「玄関にアクセサリーを置くと運気にどう影響するのか」「古いアクセサリーは運気が下がるのか」など、専門的なことが気になる方は風水のプロに相談してみましょう。

• アクセサリーの断捨離は40代・50代が最適と言われるのはなぜ？

  
  アクセサリーの断捨離をお考えの40代・50代も多いのではないでしょうか。じつは40代・50代は、断捨離するには適した年代です。その理由をお伝えします。
  
  子育てが落ち着いて時間に余裕が生まれるから
  一般的に40代・50代は、お子様が成人、もしくは社会人となり、子育てが落ち着くタイミングです。子育てに多くの時間を使ってきた方にとって、自分のために時間を使えるようになります。
  
  余裕が生まれた時間を利用して、アクセサリーの断捨離にじっくりと取り組めるようになります。今まで集めてきたアクセサリーを一つずつ見直してみましょう。今の自分にとって必要なものを選別する中で、ご自身のファッションの好みや価値観の変化に気づくことがあるかもしれません。
  
  60代以降になると体力や判断力が落ち始めるかもしれないから
  60代以降になると体力や判断力が、徐々に落ち始めるかもしれません。これは個人差があることなので、一概には言えませんが、将来のことを踏まえると今しておくほうが賢明です。
  
  50代までに不要なアクセサリーを処分し、本当に必要なものだけを手元に残しておくことで、60代以降の自分の負担を軽減してあげられます。所有するアクセサリーの資産価値によっては、相続のことも考えなければなりません。将来を見据えた適切な判断ができるのも、40代・50代の利点です。
  
  【関連記事】
  50代からのシンプルライフ！断捨離して快適に暮らす方法とコツ
  
  

• アクセサリーの断捨離をする際の基準

  
  アクセサリーの断捨離をする際の基準を説明します。効果的に断捨離するには、明確な基準やルールを設けることが重要です。
  
  今の服装やコーディネートに合わない
  ファッションのスタイルやトレンドは時代とともに変化し、個人の好みも年齢とともに変化します。これまで愛用してきたアクセサリーでも、今の自分のスタイルに合わなくなっていることも珍しくありません。
  
  例えば、現在落ち着いたスタイリングであれば、昔愛用していた派手なデザインのネックレスは、馴染まないかもしれません。今の価値観やファッション観を軸に、それに合わないアクセサリーは思い切って手放すことを検討しましょう。
  
  劣化や損傷が見られる
  アクセサリーは経年や使用によって劣化することがあります。損傷することもあります。
  
  例えばシルバーの変色や宝石の欠落などです。こういった劣化・損傷があると、アクセサリーの美しさや輝きを損ねるだけでなく、使用する時の不快感につながります。場合によっては、ご自身の体や触れる物を傷つける危険性もあります。劣化や損傷が見られるアクセサリーは思い切って手放しましょう。
  
  2～3年は身に付けていない
  2～3年身に付けていないアクセサリーは、断捨離の対象です。なぜなら、今後も使用する可能性が低いと考えられるからです。
  
  ・デザインが好きではなくなった
  ・トレンドではなくなった
  ・ライフスタイルの変化で使わなくなった
  ・サイズが合わなくなった
  
  さまざまな理由により、アクセサリーを使用する機会が減ることは大いにあります。2～3年身に付けていないアクセサリーがあれば、断捨離をするタイミングです。
  
  あまりときめかなくなった
  あまりときめかなくなったことも、アクセサリーの断捨離をする際の基準です。アクセサリーは単なる装飾品ではありません。使用する人の個性を表現したり、気分や感情に影響を及ぼすアイテムです。
  
  これまで愛着がある大好きだったアクセサリーでも、時間の経過とともに気持ちが変わることは決して珍しいことではありません。身に付けたとき、以前のようなワクワク感がない、特別な感情になりづらいアクセサリーは手放すタイミングかもしれません。
  
  【関連記事】
  断捨離のコツ―成功するコツと効率的な捨て方、片付け方

• アクセサリーを断捨離する手順

  
  アクセサリーの断捨離を効果的におこなう手順を、4つのステップで紹介します。
  
  1.家中にあるアクセサリーを一か所に集める
  まずは家中にあるアクセサリーを一か所に集めましょう。大抵の場合、次のような場所にアクセサリーは保管されているか、飾られています。
  
  ・ジュエリーボックス
  ・ジュエリーケース
  ・引き出し・収納箱
  
  ほかにも置いているのを忘れている場所があるかもしれません。すべてのアクセサリーを集めることで、どれだけのアクセサリーを所有しているか客観的に把握できます。もしかしたら記憶から遠ざかっていたアクセサリーを久々に見ることになるかもしれません。
  
  アクセサリーは、指輪、ネックレス、ピアス・イヤリングのカテゴリー別に分類しておくと、次のステップがスムーズに進むでしょう。
  
  2.今後必要かどうかを判断する
  集めたアクセサリーが、今後必要かどうかを判断します。1つずつ手に取って、冷静に判断することが大切です。その際、先述した断捨離の基準を参考にしてみてください。
  
  判断に迷ったら、保留のカテゴリーを一時的につくり、後で検討しなおすのがおすすめです。また、気軽に相談ができる家族や友人に相談してみると、新たな視点が得られるかもしれません。
  
  3.不要なアクセサリーは処分する
  不要と判断したアクセサリーは処分します。処分する方法は、アクセサリーのブランドや素材、状態によって異なります。
  
  値段が安いアクセサリーはゴミとして捨てる方法もありますが、リサイクルに出すか、リサイクルショップに持ち込むのが便利です。なお安いアクセサリーを捨てるなら燃えるゴミか燃えないゴミか行政のルールに従って分別し、捨てましょう。アクセサリーの箱も断捨離すると部屋をスッキリさせられます。
  
  ラグジュアリーブランドや貴金属のジュエリーは専門店での買取がもっともおすすめです。詳しくは「アクセサリーを賢く処分する方法」で後述します。
  
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  4.残すアクセサリーは元の場所に戻す
  さいごは、残すと決めたアクセサリーを元の場所に戻しましょう。もしくは、より適切に管理できる場所があるなら、そちらに収納をします。アクセサリーの使用頻度や種類に応じて適宜判断をしてください。
  
  例えば、毎日のように使いたい指輪は見やすい場所に置いたり、高級な素材のジュエリーは直射日光・湿気を避けて保管したりしましょう。デリケートな素材のアクセサリーは、アイテム同士が擦れ合わないよう、細心の注意を払い、小さな袋に個別で入れておくと安心です。

• 断捨離で残しておきたいアクセサリーとは？

  
  断捨離で残しておきたいアクセサリーとはどういった種類があるのかを紹介します。
  
  身に付ける機会が多い万能なアクセサリー
  日常的に身に付ける機会が多く、さまざまなコーディネートに合わせやすい、万能なアクセサリーが1つ目です。
  
  とくにシンプルなデザインのシルバーの指輪やネックレス、ブレスレットなどが挙げられます。こういったアクセサリーは、仕事からプライベート、フォーマルなシチュエーションまで幅広く活用できます。
  
  大切な人からの贈り物のアクセサリー
  次は大切な人からの贈り物のアクセサリーです。思い入れのあるアイテムは、使用頻度があまりなくても、残しておく価値はあるでしょう。
  
  例えば、記念日や誕生日に大切な人からプレゼントされたジュエリーです。見るたびに、身に付けるたびに、その時の思い出がよみがえったり、特別な感情に満たされたりします。このまま大切に保管し、所有することをおすすめします。
  
  冠婚葬祭で使うアクセサリー
  冠婚葬祭用で使うアクセサリーは、いざという時に役立つため残しておきましょう。結婚式やウエディングパーティー、葬式、そして入学式・卒業式などの場面が挙げられます。
  
  重宝するアクセサリーとして、パールのネックレスやブローチ、ピアスなどがあります。こういったアイテムは定番のデザインが多く、流行に左右されることなく長期にわたって使用可能です。
  
  形見に取っておきたいアクセサリー
  続いて、形見に取っておきたいアクセサリーです。家族や先祖から受け継いだアンティークのアクセサリーや家宝なども、このジャンルに該当します。
  
  家族の思い出や家系の歴史をつなぎ、その価値を次の世代に伝えるためにも、大切に残しておきましょう。

• アクセサリーのタイプ別の断捨離テクニック

  
  アクセサリーのタイプ別に断捨離するテクニックを紹介します。
  
  イヤリング・ピアス
  イヤリングやピアスは、個数が多くなりがちです。ペアになっているかを確認し、片方だけのものは使いづらいため処分をしましょう。
  
  素材やデザインをチェックし、似たものがあれば手放すことを検討してもよいかもしれません。
  
  ヘアアクセサリー
  ヘアアクセサリー（ヘアゴムやヘアピン、カチューシャなど）は、使用頻度で分類しましょう。例えば、以下の通りです。
  
  ・日常用（毎日の仕事・買い物など）
  ・シーズン限定用
  ・特別なシーン用
  
  また、髪の長さが短くなったり、ヘアスタイルが変わったりして、使用する機会が少なくなったヘアアクセサリーは処分しましょう。
  
  指輪・リング
  指輪やリングは、使用頻度や今のファッションに合うかどうかで判断します。
  
  また、人からプゼントされたアイテムは、思い入れや感情的な価値がどれくらいあるのかを考慮してみましょう。とくに婚約指輪・結婚指輪、誕生日プレゼントでもらった指輪は、使用する機会がなくても、慎重に検討をしてください。
  
  離婚を機会に結婚指輪を売りたい方は「離婚後、結婚指輪を売る？処分に困ったときは？買取に出すおすすめの理由」を参考にしてください。
  
  ネックレス
  ネックレスは、さまざまな長さ、デザイン、素材があります。長さ、デザイン、素材で重複しているアイテムがないかを確認します。同じようなネックレスは処分の対象です。
  
  チェーンの変色や劣化、ペンダントトップの紛失があるアイテムは修理・リペアができるか確認しましょう。元に戻すのが難しい場合は処分を検討するのがよいでしょう。
  
  ブレスレット・バングル
  ブレスレット・バングルもデザインや素材で分類し、重複がないか確認してみましょう。また、腕時計との相性も加味して、手元のコーディネートがしやすいかも考慮します。
  
  なおアクセサリーが数多くあって、まとめて処分をしたい方には宅配買取サービスが適しています。自宅にいながら24時間いつでも申し込みができ、発送から査定、お振り込みまで手軽にできるサービスです。 詳しくは「宅配買取サービスページ」をご覧ください。

• アクセサリーを賢く処分する方法

  
  アクセサリーを賢く処分する方法をプチプラと、ブランド品のアイテムに分けて解説します。
  
  プチプラのアクセサリー
  比較的安価で使いやすいプチプラのアクセサリーは、リサイクルやアップサイクル、リメイクなどがおすすめです。
  
  具体例は以下の通りです。
  
  ・ビーズ素材のネックレスを解体して新しいブレスレットをつくる
  ・小さなピアスを複数組み合わせてブローチをつくる
  
  また、フリーマーケットやフリマアプリ、フリマサイトで不要になったアクセサリーを販売してみてもいいかもしれません。大金にはなりづらいかもしれませんが、セット販売やまとめ売りをすることで、工夫して販売できれば、小遣い稼ぎをすることが可能です。
  
  ブランド品のアクセサリー
  ブランド品のアクセサリーは、専門店による査定がもっとも賢明です。
  
  ・貴金属やジュエリーの買取実績が豊富にある
  ・ブランドに精通した鑑定士が在籍している
  ・最新相場で適切な査定をおこなっている
  
  上記の条件に当てはまる専門店で、査定の依頼を検討してみましょう。

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